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介護職にUターン転職した理由

私は営業の仕事から介護職にUターン転職をした。

東京の友人には介護業界への転職についてずいぶん反対された。「地元に帰ったら何もないんじゃないの?せっかくキャリアを積んで来たのに介護に転職なんて…」
でも、営業という仕事をずっと続けていけるとは思っていなかった。
ダメ社員と言われない程度にそこそこやってはいたけれど、家に帰るとどっと疲れが出て、休日は何もする気になれずに一日中ゲームをして過ごしていた。

地元から離れて暮らしていた私に、母はたびたび食料品やなにやらを送ってくれていた。その荷物が届くたびに、地元のことや実家のことを少しだけ思い出した。実際に地元へ帰るのは年に1、2回だったけれど。

そして就職して数年後、仕送りの頻度は減った。祖母が骨折して介護が必要になったことで、母が毎日祖母宅に通うようになったからだ。

私は以前学生時代に老人ホームでボランティアをしていたことを思い出した。毎月企画を考えて高齢者たちを楽しませるのはやりがいがあったけれど、そんなことは祖母の話を聞くまで忘れていた。
老人ホームにいる人々の殆どはひとりで立ち上がることができず、食事は咀嚼しなくてもよいくらいやわらかくなければ食べられない。ホームの人々は僕らが練習した古い歌や、つたないクリスマスの飾りに笑顔を見せて明るく生きていた。
「あの人たちのために、そして祖母のためにできることが僕にもあるかもしれない。」そう思って、仕事をしながらホームヘルパー2級(今は介護職員初任者研修と呼ぶらしい)を取った。

そして、母が介護疲れで倒れたことをきっかけに、私はUターン転職を決意した。

私の地元である新潟県が、2014年に「UIターン者に対するニーズ調査結果」というアンケート結果を発表している。

現在UIターン転職を検討している人に、UIターンを検討し始めた理由を聞いたところ、

「故郷に愛着があった」が 54.5%
「家族(親戚)がいる」が 37.5%
「地域貢献したかった」が 27.8%

私はこの中のどれなのか、強いて言えば2番目かもしれない。それと、少し恥ずかしい言い方だけど、人の笑顔のために働く仕事がしたかったのだ。それが、一番自分のためになると思ったから。

それが、私がUターン転職をした理由だ。私のように、Uターン転職する女性は多いようで、【Uターン転職情報サイト】に多くの役立つ情報が記載されていた。