介護士にUターン転職した後に、職場で心を病んでうつ状態になった結果、休職してしまった人という声を耳にすることがある。
介護職は人手不足の中、多くの高齢者を相手にするため、仕事の中でプレッシャーやストレスを強く感じてしまうことが多い。それでも、次々と舞い込んでくる仕事に対処しなければならず、身体的、精神的に疲労が蓄積してしまい心を病んでしまうのだ。
その結果としてある日突然、いつも行っている仕事ができなくなり休職となってしまう。
そうならないためには、自身がうつ状態かどうかを知る・認めることから始めなくてはいけない。
その前触れとしては、次のようなことが考えられる。
「考える力や集中力が減ってきており1つの作業に集中しづらくなった」
「ネガティブに物事を捉えることが多くなった」
「失敗すると自分自身を責めることが増えた」
「悲しいなどの感情が高まることが頻繁になり、涙を流してしまうことがある」
「今までできていた仕事が急に出来なくなってしまった」
これらの症状に当てはまる場合は自分がうつ状態か、若しくはそれに近いものになっていると自覚したほうが良い。
うつ状態を治すためには自身がうつ状態であることを理解して、その状態に追い込んでいる原因を探しだして出来る限りの範囲でいいので対処をする必要がある。
それでもだめな場合は思い切って職場を変えてしまうのをおすすめする。
介護士はどこも人手不足のため求人情報で溢れているため、今の職場にいるのが苦しくなったら、自分自身を守るためにこうした決断をするのも良いことである。